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手作り石けんを販売するなら?薬事法表現を学びましょう!

説明する医者

 

手作り石けんを販売するなら?薬事法表現を学びましょう!

 

 

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手作り石けんブームが活気を帯びています。ネット上におしゃれな石けんを手作りする方法がたくさん紹介されていることもあって、石けん作りにチャレンジしてみようと思っている人も多いのではないでしょうか。自分で使う分にはなんの問題もない手作り石けんですが、販売するなら厳格な法律を遵守する必要が出てきます。これを知らないでいると思わぬトラブルに巻き込まれる可能性も低くないのです。石けん業者から通報されることや警察に逮捕される可能性さえ皆無ではありません。トラブルを避けるためにも関連法についてしっかり学んでおきましょう。

 

そもそも手作り石けんってどんなもの?

 

手作り石けんとは文字通り自分で石けんを作ることですが、大きく3つの作り方があります。それは、粉状の石けん素地に水を加えこねて成形する方法、グリセリンソープを溶かして自分の好きな形に成形し直す方法、苛性ソーダとオイルを混ぜ乾燥させて石けんを作る方法の3つです。最もポピュラーなのが苛性ソーダを使う方法です。ただし苛性ソーダは劇物なので取り扱いには充分な注意が必要です。

 

また手作り石けんの表面にレースペーパーやシール、ペーパーナプキンなどでデコレーションして、コーティングしたものをデコパージュ石けんと呼んでおり、若い女性を中心にたいへん人気を集めています。材料は手軽に揃うものがほとんどで簡単にかわいい石けんが作れるので、ソープやインテリアとして使うのはもちろん、アロマエッセンスを加えるなどいろいろな楽しみ方が出てきています。おしゃれな手作り石けんが作れるようになったら人にあげたり販売したくなったりすることもあるでしょうが、厳しい法的規制があってなかなか簡単にはいかないようです。

 

石けん

 

石けんって雑貨なの?化粧品なの?

 

石けんを販売するにあたって、どのような品目として売り出すのかということはたいへん大きな問題です。石けん売り場に行くと商品のパッケージに「化粧品」や「医薬部外品」と表示されていることに気づくでしょう。「雑貨」として売られている石けんも見かけますよね。「医薬品」や「医薬部外品」「化粧品」とは「医薬品医療機器等法(旧薬事法)」によって分類された種類にあたります。これら3種類に「医療機器」と「再生医療等製品」を加えた5分野を規制しているのが「医薬品医療機器等法」なのです。かつての薬事法は2013年に一部改正され「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」と改称されました。

 

長いので一般に「医薬品医療機器等法(薬機法)」と呼ばれています。つまり石けんを「化粧品」を販売するなら、この薬機法の基準を満たして許可を得ることが求められます。基準を満たしていない場合や許可が得られない場合は「雑貨」として販売する方法もありますが、規制する法律に違いがあり広告に使える言葉にかなりの制約があります。雑貨としての石けんは洗濯用、台所用という扱いになり、肌や顔に使うといった表現を使うことはできません。

 

 

手を洗う子供

 

医薬品や医薬部外品、化粧品ってどんなものなの?

 

「医薬品」とは厚生労働省が有効と認めた成分を配合し、病気の「治療」を目的とした薬のことです。「医薬部外品」は厚生労働省が有効と認めた成分を一定の割合で配合してはいるものの、治療ではなく予防を目的としたものを指しています。「化粧品」はさらに人体への作用が穏やかで、「人の身体を清潔にすることや美しくすること、皮膚や頭髪の健康を保つことなどの目的で、身体につけるなどの方法で利用するもの」とされています。この定義によって、対象は人に限定されることや、アロマオイルなどのように身体に直接つけるのではないものは対象外になることが分かります。

 

石けんを化粧品として販売するなら、薬機法に基づいて「化粧品製造販売業」の許可を得なくてはなりません。薬機法は厚生労働省が管轄している法律であり、具体的な手続きとしては都道府県の知事の認可を得ることになります。「化粧品製造販売業」の許可を得る条件として品質管理や安全管理、副作用報告などについて厳格な体制づくりが求められ、統括製造販売責任者として薬剤師かそれに準ずる資格のある責任者を配置する必要があります。

 

石けんを輸入販売するのは難しいの?

 

自分で作った石けんを売るのはハードルが高そうだからと、外国のおしゃれな石けんを輸入して販売することを考える人もいるかもしれません。しかし石けんの輸入販売もかなり厳格に規制されているので、事実上禁止されているといっても良いような状況にあります。海外から石けんを輸入する場合も、国内で石けんを製造販売するときと同じく「化粧品製造販売業」の許可が必要です。輸入した製品を保管・管理するには「化粧品製造業」の許可がいり、「化粧品外国届」「化粧品製造販売届」「化粧品輸入届」といった手続きをそれぞれ管轄の役所で行わなくてはなりません。もしも副作用などの健康被害が起これば、「製造物責任法」によって賠償金を請求されることにもなりかねません。

 

 

海外の石けん 

 

化粧品の石けんを販売するとき使える表現とは?

 

薬機法では、化粧品の広告に使える喧伝文句に厳しくルールを設けており、56の効能しか使うことができません。この56の項目は、毛髪や頭皮、肌やひげ、日やけや爪、唇や口内などをカバーしていて、化学的な根拠がなくても使えるものもある一方、乾燥による小じわやしみ予防に関する効能のように、効果が実証されていなくては使えないものもあります。1番から16番は毛髪・頭皮に関する項目であり「頭皮・毛髪を清浄にする」からはじまって「健やかに保つ」「クシ通りをよくする」「ツヤを与える」「フケ・かゆみを抑える」などの効能が含まれます。

 

17番から32番は肌に関するもので「肌を整える」「キメを整える」「ひきしめる」「肌荒れを防ぐ」「ハリを与える」などが入っています。この他「日やけを防ぐ」「爪を保護する」「口唇の荒れを防ぐ」「口臭を防ぐ」などといった効能が定められています。この薬機法に基づくルール以外にも、景品表示法や日本化粧品工業連合会・自治体が定めたルールなどに従うべき場合もあるため、事前にしっかり調べておくことが大切です。

 

化粧品の石けんを販売したいなら?OEM生産という方法も!

 

石けんを化粧品として販売できれば薬機法に基づく58の効能が使えるため、そのメリットはたいへん大きくなります。もしも化粧品として販売できないと肌や頭皮など身体に変わる表現が使えなくなるので、商品のアピール力が弱くなってしまうことは否めません。より直接的で魅力的なアピールをしたいなら、是非とも化粧品として売り出したいものです。

 

しかし化粧品として販売するには厚生労働省の許可をとったり薬剤師などの資格者を置いたりとハードルはたいへん高いと言わざるを得ません。また健康被害が起こった場合に、責任をとらなくてはならないこともたいへん大きなリスクです。そんな時にはOEM生産を利用することを考えてみましょう。

 

OEM生産とは、他社のブランド品を作ることです。つまり技術力を持った企業に自分のブランド品を作ってもらえるシステムなのです。OEM生産なら、必要な資格を持つ人を自分で準備する必要もなくなり、いざというときの責任も企業が持ってくれるというメリットがあります。石けんづくりのノウハウを持った企業の設備やスキルを使って、自分のアイデアを盛り込んだオリジナル製品を作ることが手軽にできるのです。小口から注文できることもあるので、少しだけ作ってみたいという人にも向いています。石けんのデザインや配合、パッケージなどにオリジナル色を出した自分のブランドの石けんを作って販売することも夢ではありません。手作り石けんを作って周りの人にあげたい場合や、商品化して販売してみたい場合などには、OEM生産でオリジナルブランドを作ってみてはいかがでしょうか。

 

 

石けんのOEM生産や沖縄石けんなら『First Penguin』

First Penguin(ファーストペンギン)

First Penguin(ファーストペンギン)

First Penguinでは、手作り石けんの販売からOEM生産までを行なっております。自社商品は「沖縄の大地の恵みが詰まった石けん」をコンセプトに「くちゃ」や「月桃」「シークワーサー」などの沖縄素材を使い「コールドプロセス製法」で1点1点手作りしています。OEM生産も承っておりますので是非ご相談ください。

石けんのOEM生産や沖縄石けんなら『First Penguin』

 

 


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